第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会

開催様式変更のご案内

2020年8月4日

第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会の開催様式の変更についてのお知らせ

 謹啓 会員の皆様方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 このたび新型コロナウイルス感染への対策のため、第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会の開催様式を次のように変更いたします。何卒ご協力をお願い申し上げます。

1.発表形式について

  1. 現地開催(10月10日(土曜日)~10月11日(日曜日))に加えて、後日インターネットで配信するハイブリッド方式とします。配信期間は10月27日(火曜日)~11月24日(火曜日)で、その間オンデマンド方式で自由な時間に聞きたいセッションを聴講できます。
  2. 特別プログラム(シンポジウム、特別講演、ポストコングレスセミナー、市民講座など)は従来通り、名古屋の会場で開催し、その録画内容を後日ネットで配信します。現地参加できない演者の先生方には事前に講演の録画を依頼し、学会当日はwebで討論や質疑に参加して頂けるようにいたします。
  3. 一般演題も基本的に同じ発表形式にします。現地参加できない先生には、事前に発表内容の録画ないし音声付のパワーポイントの提出を依頼いたします。また当日はweb参加で質問に回答いただけるように手配いたします。

 近日中に発表形式(現地参加ないし発表資料提出)についてご希望を確認いたします。なお演題の取り下げをご希望になる場合には、ご遠慮なくお申しつけください

2.会場の設定について

 感染拡大防止には十分な配慮をしてまいります。発表はすべて第一、第二の大きめの2会場でのみでの実施とし、聴講者の間に十分なスペースを確保します。さらに密を避けるために、中継会場を学会会場内の別の部屋にそれぞれ二つずつ、計4会場用意します。質疑に参加される方は本会場に、また聴講に集中される方は中継会場へおいで下さい。
 なお感染拡大防止のため、残念ですが会員懇親会は中止とさせていただきます。

3.インターネット配信について

 オンデマンド方式で行う講演内容の配信について説明いたします。当日、発表会場での講演内容を中継会場に放映すると同時に録画、録音させて頂きます。録画では良い画質を提供するために発表のパワーポイント資料を使用します。学会終了後の2週間で編集を行い、その後、10月27日(火曜日)~11月24日(火曜日)の1カ月間に随時聴講できる配信期間を設けます
 なお質問者の姿は録画しませんので、質疑応答は音声のみとなります。
 配信内容の聴講はパスワードで管理し、事前登録をした先生方に限定します。ダウンロードできないようにセキュリティ対策をします。
 また、ご自分の発表内容の後日配信を希望されない場合、オンデマンド配信から除きます。これについて事前もしくは当日に、学会運営事務局から確認いたします。
 パスワードがかかっており、ダウンロードできないようにしており、視聴者も会員と限られていますが、個人情報の管理および著作権に注意されてください。個人情報を匿名化し、個人が特定されない状態にしてくだされば、大丈夫です。昨今の学会で、皆さま、注意されておられる通りです。著作権については、法律ですので、様々な解釈や判例があるそうで、明確な線引きはできません。注意点として、ネット上にあるフリー以外の著作権があるイラストや写真、資料の使用は控えること、主に芸能人などの著名人を指すようですが、肖像権が生じる可能性のある写真は使わないことが挙げられます。ご高配のほど、よろしくお願いいたします。

4.事前参加登録のお願い、学会終了後登録と今回の学会の特徴について

 学会の現地参加につきましては、個別の参加ID、パスワード管理の観点から事前参加登録を原則といたします。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。参加登録をしていただきますと、(発表者が配信を希望されない一般演題の方を除き)後日のオンデマンド配信によりすべての特別プログラム、一般演題、ポストコングレスセミナーを聴講することができます。今までの現地参加のみの学会では、特別プログラムを聴講するために一般演題を聴くことを諦めることがありましたが、今回は同時刻・会場での講演内容を、学会終了後にオンデマンド配信で聴くことができる利点があります。
 また仕事のご都合、勤務先による制約もしくは密を避けるために、会場に来られなくても、オンデマンド配信によって、現地参加と同様に学会の内容を知ることができます
このメリットを鑑み、学会終了後も一定の時期まで参加登録できるようにいたします。

5.耳鼻咽喉科領域講習の単位について

 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医の先生方には、領域講習をインターネットで受講された場合にも、単位が付与されるようなシステムを用意します。現地参加とネット聴講を合わせて最大2単位までの単位が付与されます。

6.今後さらに感染拡大が生じた場合の対応について

 感染症拡大の状況が変化して、①政府および自治体から広範囲の移動制限が発令される、②集会の制限が行われる。③大部分の参加者が現地参加を希望しない、の事態となった場合には、インターネット上でのみ学術講演会を開催します。
 その場合、全ての発表内容をビデオ、または音声付のパワーポイントで収録させていただきオンデマンド配信する予定です。しかし準備の期間が長くかかることが想定され、配信の期間を再検討いたしますのでご理解をお願いいたします。演者の先生方へのご迷惑を少しでも減らすために9月上旬を目処に判断したいと考えております。

 新型コロナ感染の状況の変化が把握し難く、このような対応となりますことをご理解くだされば幸いです。よろしくお願いいたします。
 末筆になりますが、学会および会員の皆様の益々の発展、ご健勝を祈念しますとともに、パンデミックという異常事態の折、くれぐれもご自愛ください。

第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会
会長 中川 尚志

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